私のXのフォロワーやこのブログを読んでくれる人は、勤め先によって、大手企業から中小企業やベンチャーなど、様々な属性の人がいると思う。
現在所属している企業によって、各人の戦略は異なるだろう。
そして、ぬる太が推奨する転職は、最終的には大手ホワイト企業を目指すというものだが、押さえておきたい注意事項がいくつかある。
そこで、総合商社から3回転職して、ベンチャー企業も超大手企業も経験した筆者が、それぞれの立場別に、「こんな転職ならアリ!」という意見を述べたい。
・大手企業から転職を考えている若手社員
・中小企業やベンチャーに勤める若手社員
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大手企業に勤める人の転職
大手企業から転職する場合は、待遇アップを目指して、今の会社よりも格上の大手企業へ転職したい。
中堅の大手から、業界トップの大企業への転職は、年収が数百万アップするという人もいるだろう。
こんな転職はアウト
反対に最悪なパターンは、
・待遇を下げる
・社格を下げる
ことだ。
待遇を下げる
「年収も休暇も減った、だけど仕事は充実していて幸せだ」という人に、未だかつて出会ったことがない。
一時的にそう思うことがあっても、数年後に同じことを言っている人は皆無だ。
挑戦や成長、やりがいという言葉に惑わされてはいけない。絶対に後悔する。
社格を下げる
社格は、業界での格付けや順位に置き換えるとわかりやすい。
ほぼ全ての業界で、上位数社が市場のシェアの大半を独占している状況だ。
業界下位の企業に転職するということは、熾烈な競争に自ら飛び込んでいくことになり、給与やワークライフバランスの観点からもおすすめできない。
格上の大手企業とは
そして、ここで疑問なのは、格上の大手企業とは、何を基準にすればいいかということだと思う。
基本的には、売上高を指標にしよう。同じ業界なら比較もしやすいと思う。
上場企業売上高ランキングを参考に
業界も超えて転職先を探す場合は、「上場企業売上高ランキング」を参考にしてみてはいかがだろう。
ランキング上位に入る、もしくは非上場でもそれらの企業と同等の売上高がある企業がよい。
ホワイト企業を更に絞り、これまでの職域や業界に合致する企業を選ぼう。
コンサルはあまりオススメしない
また、良くあるケースとして、コンサルへの転職があるが、これはお勧めはしない。
コンサルは総じて激務だ。
大手からコンサルに転職しても給与はさほど上がらないのに、ワークライフバランスは急激に下がることが多い。
そして、周りを見ても、コンサルに転職した多くの人が行き着く先は、最終的に大企業だ。
それなら、最初から大企業にいた方が出世もしやすい。
コンサルで疲弊して精神を病んでしまうことも珍しくないので、そのリスクを背負って大企業から転職する価値はないと思う。
採用試験に落ちても関係ない
転職のハードルは思ったよりも高くない。というよりも、私の感覚的に転職活動の方が学生時代の就活よりも気軽だった。
学生時代に就活で第一志望に受からず、現在の企業に妥協した、という人もいるだろう。
ぜひもう一度挑戦してみよう。落ちたところで、ノーダメージだ。
時間が許す限り、面接も受けてみた方がよい。
そのうちに、転職で自分が求められることが分かったり、面接慣れしてきたり、チャンスが巡ってくるだろう。
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中小企業やベンチャーに勤める人の転職
中小企業やベンチャーに勤めている人は、”最終的に”大手企業への転職を目指したい。
今よりも良いかもしれないと、他社の中小企業やベンチャーに期待するのはやめた方がいい。
私もベンチャーから違うベンチャーに転職した経験があり、その際は、待遇も含めてよく検討したが、実際に働くと多くの矛盾ばかりだった。
そもそも、財務諸表などの情報公開が義務付けられ、世間からの目も厳しい大手企業と違い、こういった企業は実態を隠しているケースが本当に多い。
優良企業に見えても、実は非常に苦しい経営状況だったり、目標未達の場合はボーナスが出ない、というのはザラにある。
転職したあとで、後悔するのは自分だ。
ぜひとも、待遇が良く、福利厚生が整った大手企業を目指してほしい。
そして、中小企業やベンチャー企業に勤めている人にとって、下記のような企業が個人的におすすめだ。
こんな企業がオススメ
成長企業
最近では、半導体関連企業の成長が著しいが、こういった情報をいち早く取り入れて、ライバルよりも早めに転職の行動を開始しよう。
そういった会社は急速に採用人数を増やしているので、転職しやすい。
コンサルや優良ベンチャー
どちらも激務で、基本的にはおすすめできないが、「中小企業やベンチャーから、大手企業へのステップアップ」としては、アリだ。
低学歴で特別な能力もなく、現在の勤務先も名が知れていない中小企業となると、流石に大企業への転職は困難かもしれない。
しかし、コンサルや優良ベンチャーで経験を積み、実力を上げれば、大企業への転職の道も開けてくる。
確かにコンサルへの入社は難しいかもしれない。しかし、コンサルやベンチャーは人の入れ替わりも激しいので、入社できる可能性はある。
実際に私が過去在籍したベンチャーには、いわゆるFラン大学出身者が、高学歴でも新卒で入社するのが難しい超大手に転職した、という話は少なくなかった。
ベンチャーや中小企業から大手に転職できるか、心配な人もいるかもしれないが、現在の会社でしっかりと実績を積んでいるなら、むしろ大手勤務でダラダラ過ごしている人よりも、よほど評価は高いはずだ。
全ての人に共通する大事なこと
職域と業界について
これまでの職域or業界と合致する転職先を選ぶのがよい。
キャリア的な観点で、職域は特に重要だ。営業、経営企画、人事、財務、経理など、自分がどういった分野で生きていくのかは早いうちに決めた方が良い。
職域さえ明確に決まっていれば、業界はある程度選べる。職域が決まってない場合は、業界を変えないことが賢明だ。
業界も未経験、職域も未経験だとキャッチアップに非常に苦しむ。
外資系企業について
外資系企業は、正直判断が難しい。
年収とワークライフバランスが桁違いに良い反面、レイオフも含め、中長期的な安定を重視するなら、日系の方が無難だとは思う。
実力に自信があれば、挑戦しても良いかもしれない。
未経験でもおすすめ、年収1,000万円越えの有名企業
最後になるが、専門性に自信がない、更にミドサーでも可能性のある、おすすめの企業を紹介する。
難易度は高いもの、私の知り合いの情報から、以下の4つの企業に関しては、職域や業界に関わらず、未経験でもトライしてみる価値がある。
・三菱地所
・三井不動産
・日本郵船
・商船三井
いずれも日本を代表する超大企業であるが、共通する点は、数年で部署ローテーションをするということだ。
これが何を意味するかというと、高い専門性は求められないと言うことである。
難易度は高いが、最近は中途採用比率が大幅に上がっており、新卒ではスペック的に無理だったであろう知人や友人も中途で入社しているので、可能性はあるだろう。
まとめ
最近は転職のハードルは下がり、新卒一括採用が主流だった大企業も、その採用方針は確実に変わった。
誰もが知る超有名企業でも、最近は中途比率が50%を超えるなど、その年に入社する社員の半数以上が転職者ということも珍しくない。
大手ホワイト企業への転職は、確実にチャンスが広がっている。
そして、待遇の良さは、その人のスキルや仕事で求められるレベルに関係なく、所属している企業によることが大きい。
待遇の改善を目指して転職することは大賛成だ。ぜひ、気軽に挑戦してみてほしい。
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最後に、ぬる太がお薦めする転職サービスを紹介したい。登録は簡単で、全て無料で転職をサポートしてもらえる。
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